スポーツ事故の多いスポーツといえばラグビーが頭に浮かびますが
実は「障害見舞金」「死亡見舞金」がでているのは野球が一番多いんです。
続いて多いのはサッカー・バスケットボール・陸上競技も比較的高いです
バスケットボールは意外な感じがしますが、接触プレーが多いんですね
意外とラグビーは少なかったです(ラグビー人口が少ないのもあるかと思いますが)

スポンサードリンク

スポーツ事故を防止するには

中学校での負傷のうち運動部の部活動時の発生が46.3%、高校では53.6%を占めているようです
負傷内容については、眼球損傷や眼底骨折、脳震盪や脳挫傷、頸椎や腰椎の損傷、四肢の骨折、熱中症、内臓損傷等重大事故が含まれており、生涯にわたり障害が残る事例や死亡事故も発生しているそうです。

スポーツ事故を防止するポイント

学校の指導方針としては
1.各自が自分の調子を観察し、調子の悪い時には休んだり、軽く運動して調子を見たりするなどの対応をすること
2.内科検診と整形外科検診を定期的に受ける
3.暑熱環境下における指導
4.顧問教員が練習に立ち会って、事故を防止。また、万が一の事故に備え、救命用具等を準備したり、応急処置ができる体制を整えておく
といったことです。
が、実際はどうでしょうか?強豪校や顧問の先生のキャラクターによっては
体調が悪いからって言い出せないことも多いですよね^^;

スポーツ事故を防止するために親ができることって

では、スポーツ事故を防止するために親ができることって
1.生活リズムを整えること
2.バランスのいい食生活、特に朝食は熱中症対策としても有効です
3.怪我をした時の適切な医療機関への通院
 成長期の子の治療やスポーツでの治療は、小児整形やスポーツ外傷・障害を得意とする医師の病院だと安心ですし、リハビリ指導の理学療法士やトレーナーがいることもポイント
あと、中高生の部活だから口出ししにくいかもしれませんが、体調や怪我の場合は顧問の先生との密な連絡は必要です

スポンサードリンク

スポーツ事故での応急処置

スポーツ事故での応急処置、指導者の方に任せっきりにせずに親も少しは知識をつけておきたいですね
捻挫や擦り傷、切り傷に夏の熱中症が加わります
状態にもよりますが、
捻挫や打撲はまず15分ほど冷やして圧迫すると炎症の広がりを抑えられます
※冷やすと痛みが増したりするときは温めることもあります

擦り傷はほっておくことが多いですが、息子は夏場になると擦り傷から菌が回って、リンパが腫れたり熱を出したりしていました
傷を水でよく洗うことが大切です。
最近は消毒液を使わない特殊な絆創膏を貼る方法がありますが、しっかり洗えていないと炎症をひどくすることもありますので注意しましょう

スポーツ事故で怖い脳震盪の注意点

スポーツ事故で怖いのが脳震盪
頭部に衝撃を受けた際に起こる軽度の意識障害全般を意味します。
脳に関わる症状なので親としてはすごく心配ですよね
ラグビー以外に、アメフト・サッカー・バスケなどでも度々見られます

発生後は頭がぼーとしたり、失神、記憶喪失などの状が起こります。人によっては頭痛、吐き気の症状を伴うことあります。
重篤な症状が数時間後に現れることもあり、最低でも発生から24時間は様子を見た方がいいでしょう。

もちろん直ぐに安静にして、受診するようにしましょう

最後に

スポーツ事故は突然起こります。速やかに対応できるように
親としても情報収集しておきたいですね

スポンサードリンク